ぼっち会計士のプロフィール

2022年12月14日

「一灯をさげて暗夜を行く。暗夜を憂うなかれ、一灯を頼め。」

佐藤一斎(1772~1859年)

ひとりぼっちの事務所を運営する独立公認会計士・税理士。

事務所はひとりだが、多数のクライアントに仕事をいただき、相談できるたくさんの友人がいて、いつも側で応援してくれる愛すべき家族がいる。

全てのご縁に感謝し、ご縁を通じて得た知識や経験を、同じように悩んだりこれから始めようと考えたりしている人に活用してもらうべく発信していきたい。

2012年 公認会計士試験合格
2013年 大手監査法人入所
2016年 公認会計士登録
2017年 大手監査法人退所、税理士法人入所・税理士登録
2022年 税理士法人退所、独立開業

会計士試験合格まで

2011年合格目標のTAC公認会計士講座で2010年4月から会計士試験の勉強を始める。

2010年12月短答・2011年5月短答いずれも不合格で、試験勉強を続けるべきか否か迷う。
落ちても後悔ないぐらい勉強した!と言えるほど本気になれていなかったため、もう1年受験を続けることを決意し2012年合格目標に切り替えて講座を申し込む。

2011年12月短答を74.8%で突破し、何となくいけるんじゃないかという気持ちになる。
そこから息抜きで一時期ハマっていたスロット・麻雀に再び手を染め、さらには競艇を覚える。

論文式試験1ヶ月前、全答練の結果が出る。
まわりはA判定かB判定しかいない中、自分だけがE判定
これから試験合格までにやるべきことを洗い出した結果、あまりの量の膨大さに絶望し、その年の合格が不可能ということがわかり自習室で泣く
科目合格に切り替えて頑張ろうと思っていたところ、一緒に勉強していた友人に「諦めるな!一緒に合格するぞ!」と励まされ、やれるだけやってみようと決意する。

それから毎日13時間勉強した結果、奇跡的に会計士試験に合格。

監査法人時代

4大監査法人の一つに就職。

初めての社会人生活にワクワクしていたが、現実は残業も多いのに残業代はフルにはつかず、仕事が終わっても21時まで補習所、土曜も補習所
仕事はクライアントのプレッシャーが厳しく、また、ある程度覚悟はしていたが夜遅くまで残業する日が多く精神的・肉体的にもツラく感じた。

それも時間が解決してくれ、クライアントとの関係は良好になった結果気軽に質問できるように。
残業はあまり変わらなかったが、残業代はフルに出るようになり、チームメンバーとの関係性ができたため、残業でもチームで楽しく仕事することができるようになった。

海外往査にも行かせてもらい、国内外様々なところへ出張。

修了考査は1回で合格することができ、公認会計士試験の勉強開始から約6年で念願の公認会計士登録

収入としては概ね満足していたが、年次が上がるにつれてコンサル等の業務も増えてきて休日出勤も増加。
上のマネージャーやそのさらに上のパートナーを見ていても、特に憧れを抱くことはできず、監査という仕事に対するやる気も低下し、監査法人に居続けることについて悩む。

監査業務を続けていくことは気持ち的に続かない、ワークライフバランスを重視した働き方を目指すべく、監査法人退職を決意。

税理士法人時代

監査以外何をやるか?と考えたときに、収入重視であればコンサル系や金融機関という道もあったが、多少収入が減少しても心身の負担が小さく人間らしい生活ができるように、残業が少ない仕事を選ぶことに。

一般企業において組織内会計士というのもあったが、その時は組織内会計士よりも税務をやってみたかったため、税理士法人・税理士事務所への転職活動を始める。
複数の転職エージェントに登録し、残業が少なそうな税理士法人に転職。

転職初年度の年収は4割減。

入社してしばらくは記帳代行業務ばかりでほとんど残業もなかったが、急遽スタッフが飛んだためいきなりクライアント対応をすることに。
社内にも資料や記録も残っておらず、クライアントに確認すると「前任者に言いましたよ。社内で共有できていないんですか?」と怒られる始末。
監査法人ではありえない杜撰な管理
というよりそもそも管理が全くできていない。
監査法人や監査法人時代の上場クライアントの整った組織の素晴らしさを実感しました。

Posted by ぼっち会計士