税理士が教える!年内にできる節約&節税4選

2022年12月13日お金の勉強

今年は為替相場の急激な変動や物価の上昇等により生活が圧迫されることになりました。

なかなか収入を増やすということは個人の力では簡単でないことも多いですが、支出の見直しやお得な制度を利用するといったことであれば、個人でも簡単にできます。

年内にできるお得な制度や節約について書きます。

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ふるさと納税

ふるさと納税がまだ済んでいない人は、是非年内にやってしまいましょう!

住民税を前払いすることで、寄付額の3割相当の品物等がもらえます。

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この時期ですと年末年始にカニや、お正月のおせちなんかも良いかもしれません。
春先のイチゴの予約なんかもおすすめです。

固定費の見直し

固定費の見直しはいつでもできますが、早ければ早い方が良いです!

・携帯代の見直し
・電気代とガス代

携帯代

携帯はキャリアによほどのこだわりがあるのでなければ、ahamoやpovo等の大手キャリアのサブブランドや格安SIMのMVNOを利用しましょう。

私も数年前に変更し、月々の利用料金が1万円程度→3千円程度になりました。
これだけで年間8万4千円程度の通信費が節約できました。
1回線でこれですので、2回線あれば月々1万4千円で年間16万8千円、3回線あれば月々2万1千円で年間25万2千円程度節約できることになります。

使用していて不便と感じることは特にありません。
しかしながら、ショップに頻繁に行って店員さんに色々と聞きたいといった人には向かないでしょう。

多くの人はショップで店員さんに質問するよりも、ネットやSNSで検索して調べると思いますので、ショップを利用されることはほぼないと思います。
そういった人はサブブランド等をお勧めします。

12月は各社キャンペーンを実施することが多く、キャンペーンでお得に乗り換えできます。

サブブランド等に乗り換えるだけで数万円分の商品券をもらえることもあります。

電気代とガス代

近年では電気会社がガスも提供したり、ガス会社が電気も供給したりするようになっています。
その場合、電気会社とガス会社を同じにすることで、電気代とガス代を安くできる可能性があります。

直近の使用実績等をもとに簡単にシミュレーションできます。
利用している電気会社・ガス会社にそれぞれガス・電気のサービスもあるのであれば、とりあえず見積もりだけでも取ってみて検討してみると良いでしょう。

電力自由化によって新電力の利用も可能になっていますが、新電力は色々とデメリットもありますので、よく調べて利用されることをおすすめします。
私は新電力は利用していません。

断捨離

年末の大掃除に合わせて断捨離もしましょう。

捨てる前に、フリマアプリやフリマ店舗で売れないか確認します。
売れるものは売ってお金にしてしまいましょう。

もちろん必要なものは捨てる・売る必要はありませんが、不要なものはどんどん処分するようにしましょう。

ものを保管するためにはスペースが必要です。
そのスペースを使用していることで家賃が発生しています。

断捨離が進めばスペースが空いて、実はそんなに広い家に住む必要がないということに気付くかもしれません。

多くの家庭で最も高い固定費が家賃です。

断捨離の結果、家賃が安くなるかもしれません!

株式等の投資の損切り

株式投資を例に取ります。

今年、配当や売買益がたくさんあって、含み損がある銘柄等があるのであれば損切りするのもありかもしれません。

利益と損失を合算する損益通算により、税額を抑えることができるようになります。

もっとも、損切りせずにずっと保有しておくという人や、損切りするとしてもタイミング的に今じゃないという場合もあると思いますので、そこはそれぞれの投資判断になります。

すでに損切りしている場合で、トータルで損失になっている場合は、忘れずに確定申告して繰越控除できるようにしましょう(参考:国税庁HP)。



ここに書いたことはいつやってもいいですが、1年の振り返りや大掃除の時期である12月は比較的取り組みやすいと思います。

是非早めに取り組んで、無駄に支出しなくて良いように改善しましょう!

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