試験日1週間前どう過ごすべきか

2022年12月9日公認会計士試験

長期戦になる資格試験や大学受験の勉強において、試験日1週間前の過ごし方というのは非常に重要です。

もちろんそれまでの頑張りあってこそですが、1週間前の過ごし方で結果が良くも悪くも変わってしまうことがあります。

ですので1週間前の過ごし方というのはとても重要なのです。

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体調管理を優先する

近年では新型コロナウイルス感染症の流行もあり、体調管理の重要性が増しています。

何ヶ月、あるいは何年も頑張って準備してきたのに、当日体調不良により受験することができなかったら悔やんでも悔やみきれません。

受験することができたとしても、熱があってボーッとしてしまった、咳が出続けて集中できなかった等、本来の調子ではなく実力を存分に発揮することができなかった場合もそうなるでしょう。

そのためとにかく試験日1週間前は体調管理を優先しましょう。

しっかりと栄養のある食事を摂る。

質の高い十分な睡眠を取る(でも寝過ぎはダメです)。

人混みを避けて行動する。

基本的なことですが、これまで以上に気を付けて、万全な体調で本番に臨めるようにしましょう。

私も試験前はピリピリと神経質になっていたこともあって、2週間ほどホテル暮らしをしたこともありました。
金銭的には苦しかったですが、それで合格できれば元は取れると思って体調管理を優先させました。

新しいことはやらない

試験直前は不安になります。

これもやった方がいいかもしれない、あれもやった方がいいかもしれない、と焦ることもあるでしょう。

ですが、1週間前には新しいことはやらないようにしましょう。

新しいことをやってしまうことで、それがわからなかった場合不安はさらに増しますし、わからないことが増えたということを知り焦りが生じます。

1週間前はある程度割り切って、ここが出たらしょうがない、ここで点が取れなくても良いと思うようにしましょう。
その代わりそれ以外のところ全てで確実に得点するんだ、という意気込みを持つ方が精神衛生上も良いです。

できないことに時間を割くよりも、できることにさらに時間をかけて完成度を高める方が、試験日1週間前の戦略としては合理的です。

そのためにも試験日1週間前を迎える前に、1週間前何をどうブラッシュアップするかということは前もって決めておきましょう。

試験日当日のスケジュールを意識しよう

試験日1週間前は最後の追い込みではありますが、試験日当日のスケジュールを意識して行動しましょう。

実際に試験日当日と同じような時間、科目で問題集や模試を解いてみると良いでしょう。
それ以前に、試験日当日起きる予定の時間に起きて、当日食べる予定の朝ごはんを食べてというように、シミュレーションすることも効果的です。

どうしても緊張してしまいがちの本番ですが、普段から本番と同じように過ごしておくことで、試験日当日もルーティンをこなしているだけと思うことができるようになるかもしれません。

そういう風に考えることができれば、本番だからといって過度に緊張することもなくなるでしょう。

非日常の一部を日常に変換することができれば、普段通りの力も発揮しやすくなるかもしれません。

緊張を楽しむつもりで臨もう

私もそうでしたし、やはり試験日当日は緊張する人の方が多いと思います。
緊張するということはそれだけ頑張ってきた証だと思うようにしましょう。

また、私が考えるようにしていたのは、人生においてそんなに緊張できることってないな、この貴重な緊張できる機会を楽しむようにしよう!ということです。

学生の頃であれば部活動の大会や、好きな人に想いを伝える時等、緊張できる機会はそれなりにあったでしょう。
しかしながら、歳をとるにつれてあまり緊張できる機会はなくなってしまったように思います。

数少なくなった緊張できる機会を少しでも楽しもうと思ったことで、少しリラックスして肩の力を抜くことができるようになりました。



これまで頑張ってきた力を存分に発揮するために、ラスト1週間気を抜かずに、でも決して頑張りすぎずに過ごしましょう!

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