【会計士試験】論文式試験合格発表日にやるべきこと

2022年12月12日公認会計士試験

今年の論文式試験の合格発表日が11月18日(金)と迫ってきました。

合格発表はぜひ掲示板に見に行きましょう!というブログを書きたかったのですが、今は掲示はないようですね。
コロナの影響でしょうか。
それともコスト削減のためでしょうか。
いずれにしても寂しいですね。

掲示がなくなったので、インターネットで確認するしかなくなりましたが、確認後、論文式試験の合格発表日にやるべきことについて書きたいと思います。

合格していた場合

見事合格していた場合は忙しいです。

インターネットでは受験番号しか公表されませんので、自分の番号と相違がないか何度か確認しましょう。

自分の合格が間違いないことを確認した後は、まずはいろんな人に報告するとともに感謝の気持ちを伝えましょう。
どのような立場・環境であれ、応援してくれている人がいるはずです。
・家族
・恋人
・友人
・すでに合格した予備校の先輩
・予備校の講師
・予備校のスタッフ
・大学の教授
・監査法人のリクルーター
合格の報告と、これまで応援してきてくれたことに対する感謝の気持ちを伝えましょう。

共に論文式試験を受験した予備校の友人は難しいところですが、まず受験していない友人に報告し、他に合格した人を聞いたら教えてもらうようにしておく方が無難でしょう。

合格の報告後は、監査法人の就活をしましょう。
監査法人以外に進む人はその就活になります。

と言っても、現在BIG4は合格発表前から採用活動を行っているようですので、発表前に活動できていない人は個別相談を実施してもらい、どの法人が合いそうか自分で確かめてみましょう。

合格発表日すぐにやる必要はありませんが、11月24日(木)から面接が始まるようですので、面接の準備も必要です。
予備校に通っている人であれば、面接対策までやってくれる予備校もありますので、ぜひ活用しましょう。
監査法人の面接なんて一般の就活面接に比べたら楽ですが、少しでも希望する法人に入れるように対策を行っておくに越したことはありません。

そして夜は支えてくれた家族や恋人とゆっくり過ごすのも良いですが、共に合格した仲間と予備校主催の祝賀会に行きましょう!
その年に合格した者だけしか行けません。
新しい出会いがあり、それが一生の付き合いにもなるかもしれません。
これから同じ業界で頑張っていく仲間と合格の喜びを噛み締めましょう!

不合格だった場合

残念ながら不合格だった場合。

本当に自分の番号がないのか、何度も確認しましょう。

何度確認しても受験番号がないのであれば、今年は合格できなかったとういことで、その結果について支えてくれた人たちに報告しましょう。

共に受験した仲間にも伝えてあげましょう。
もしその仲間が合格していた場合は、ツラいとは思いますが全力で祝福しましょう。
そして、翌年合格することを約束しましょう。

合格発表前に就活をしている場合は、リクルーターへも報告し、来年またよろしくお願いしますと伝えると良いです。

不合格だった際に、受験を続ける場合と受験を辞める場合とでやるべきことが変わります。

受験を続ける場合には、一通り報告が終わった後は、その日は好きに過ごしたらいいと思います。
一人になってとことん落ち込んでもいいですし、受験仲間と飲みに行ってもいいです。
しばらくして切り替えできるようになってから、また翌年の試験のためのスタートを切れば良いです。
無理にその日のうちからリスタートする必要はありません。

受験を辞める場合には、今後どうするかを考える必要があります。
合格発表日当日やしばらくは落ち込んだり悩んだりしても良いとは思いますが、一旦目標がなくなったので、当面の進むべき方向について考えましょう。

潔く撤退して一般企業に就職する、税理士試験や公務員試験にシフトする等、会計士を諦めてもそこで終わりではありません。

三振して撤退する人が多いように感じますが、もう一度短答から頑張る人もいますし、それで最終的に合格した人も知っています。
一旦撤退して、一般企業や税理士事務所で働きながら税理士試験にシフトしていった人も知っています。

自分が何をしたいのか、どうなりたいのかを今一度考えてみて、そのために必要なことを考え直すことが大切だと思います。

会計士試験に受かることは当面のゴールだったかもしれませんが、その先はどうでしたでしょうか。
会計士になって独立したい、会計士資格を取って会計や税務についてのプロになりたい、会計士資格を活用して金持ちになりたい、色々な思いがあったと思います。

会計士になる方が近道だったかもしれませんが、それ以外のルートでも最終的な目標を達成することができる可能性もあります。

会計士試験で勉強したことは本当に幅広く使うことができます。
資格の有無でいえば確かに無いのですが、知識としては一般の経理人に対しては誇れるものを習得しているはずです。
それを活かして、自身の目標の実現の方法を改めて考えてみてはいかがでしょうか。

どちらにしても自分を褒めてあげよう

もちろん合格していた方が良いに決まっているのですが、それまで頑張った自分を褒めてあげましょう。

不合格だった場合は反省すべき点もあるかもしれませんが、それは一旦置いておいて、厳しい短答式試験を突破して、3日間という長い試験日程をやり抜いた自分を今一度褒めてあげましょう。

合格発表日は何も考えずに遊んで良いと思います。
自分へのご褒美です。

ただしあまりハメを外しすぎないようにしましょう。
せっかくの合格も台無しになる可能性もあります。


11月18日(金)皆さんが歓喜されることを願っています!