独立するのに最適なタイミングはいつか
独立しよう。
大きな決断をしたものの、いつ独立すべきか?
独立するのに最適なタイミングはいつか考えてみました。
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1月
1年の始まりである1月は新しいことを始めるのにも適した時期です。
年が変わるのに合わせて、自身の環境も変化させることになります。
新しい年のスタートと、新しい自分のスタートを同じにすることは、お祝い事が重なりますし、区切りとしても美しいものであると思います。
独立を知らせるという点においても、年賀状に書くことで改めて通知を出す必要がなくなります。
しかしながら、業種によっては繁忙期の最中であることもあるため、周りへの配慮という観点からは適していないこともあるでしょう。
我々会計士・税理士業界でも、一般的に1月は割と忙しい時期であります。
一般企業においても3月決算の会社が多いため、1月は第4四半期ということで忙しい時期であることが多いかもしれません。
独立の前には必然的に退職・引き継ぎというのがあるでしょうから、業界や会社の部門的に忙しい時期である場合は、少し時期をズラした方がより円満に進むでしょう。
4月
1年の始まりは1月ですが、3月決算の会社が多い日本において、年度の始まりは4月となっています。
会社や自治体もそうですが、私たちが過ごしてきた学校においても4月が始まりです。
そのため4月というのも門出のタイミングとして適しているでしょう。
春という草木が芽吹く清々しい季節に、気持ち新たに独立のスタートを切るのは気持ちが良いでしょう。
会社等の新年度の開始のタイミング
日本の多くの会社は3月決算で4月が年度の始まりとなっていますが、そうでない会社もあります。
年度の途中や終わり頃といった時期の退職であれば、会社の経営計画として想定外のため混乱も大きいことも多いで。
しかしながら、年度が開始するタイミングであれば、それを織り込んで経営計画を策定することもできますので、新年度開始に合わせるというのはより円満な退職のためには効果的です。
いつ辞める場合でも共通しているのですが、このタイミングの場合は特に、前もっていつ退職するというのを早めに伝えておくべきです。
翌年度の経営計画を策定する前に伝えて、それに合わせた計画を立ててもらうようにしましょう。
3年勤めた後、5年勤めた後
日本では、最低3年は勤めなさい、5年は勤めるべきだといった声をよく聞きます。
個人的には年数も大事ですが、その中身の方が大事だと思いますので、形式的に○年は…というのはあまり好きではありません。
しかしながら、3年論者の意見にも一定の理解はありますし、私自身も辞めたいと思った時に年数も意識しました。
退職を伝える際にも「○月で入社してちょうど3年なので」というのは、伝えにくい退職のフレーズを切り出す枕詞的に退職する旨も言いやすくもなると思います。
3年勤めた後、5年勤めた後、というのも節目という意味で良いと思います。
一番大事なのは自分のタイミングを大切にすること
色々といつが最適かについて考えてみましたが、やはり最も大事なのは自分が思ったタイミングで独立するということだと思います。
もちろんお世話になった人たちに感謝して、可能な限り迷惑をかけないようにすることも大事ですが、それを気にするあまり自分がここだと思ったタイミングを変えるのは良くありません。
人生において非常に大きな決断です。
自分がこのタイミングと思ったタイミングがあれば、それに従う方が気持ち的にもスッキリします。
自分のことは自分が一番よくわかっているはずです。
その自分が決めたタイミングが、自分にとって最適なタイミングでしょう。
もちろん他人の意見を聞くことも大事ですが、最終的に決めるのは自分自身です。
後悔しないためにも自分のタイミングを大切にしましょう!
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