【公認会計士試験】合格するための勉強法

2022年12月20日公認会計士試験

医師・弁護士と並んで3大国家資格とも言われる公認会計士。

その試験の難易度は決して簡単なものではありませんでした。
ですが、きちんとやるべきことをやっていれば合格できる試験だと思います。

合格するために実践していた全般的な勉強法についてご紹介したいと思います。

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電卓は左打ち

多くの人は右利きで、右手でペンを持って文字を書くと思います。

右手でペンを持ちながら電卓を打つ人もいますが、電卓は左手で打ちましょう

電卓を打って計算結果をまた右手で書いてと、右手ばかり忙しいのは疲れますし、電卓と答案用紙の往復の時間が無駄です(笑)

私は会計士試験の勉強を始めるまでは、せいぜい100均にあるような最低限の機能の電卓しか触ったことがなく、ガッツリ電卓を打つ機会はありませんでした。
そういう意味では癖もついておらず、最初から左打ちを身につけることができましたが、やはり左手で小さいキーを叩くのは最初はかなり難しく、指が思うようには動きませんでした。
ですが、テキストの例題や問題集を解いて何度も左手で電卓を叩いているうちに、自然と左手で打てるようになっていきました。

試験合格のためには電卓もブラインドタッチできるようになりましょう!

よく電卓を強打する人や、検算で何度もバチバチ叩く人がいますが、電卓はソフトタッチで検算はしなくて良いです。
電卓がうるさい人は周りから嫌われます(笑)
検算はしなくて良いように、1回で間違いがないように電卓を入れましょう。

気分が乗らない時は勉強しない

やる気が出なくて勉強する気になれない時は、思い切って遊びましょう!

気分が乗らず集中できない時に勉強しても、なんとなく勉強した気になって実際には頭に入っていないことが多いです。
それなのにその範囲は勉強したと思って次の論点に進んでしまうと、習得できていないまま先に進んで、結局先で躓くことになります。

とりあえず机に向かうことでスイッチを入れられる人もいるかもしれませんが、そうでない人は無理に切り替えようとせずにとことん遊んでしまいましょう。

長い勉強期間、適度な息抜きは必要です。

遊んだら遊んだ分だけ勉強していないので、それで逆に火がついて奮い立つこともあります。

まわりが勉強している時に遊ぶのは背徳感もあって楽しさも増します(笑)

遊んでばかりでは合格も遠のきますが、やる気がない時はとことん遊んでやる気をチャージしましょう!

テキスト・答練は必ずマスターする

TACや大原といった受験予備校に通っていれば答練を受けていきます。

難易度の高い公認会計士試験ですが、試験はみんなができるところを自分も漏れなく解ければ合格することができます。

テキストと答練は試験合格のために、みんながマスターしてくるので必ずマスターしましょう。

テキストも答練もすべてできるようになることが前提ではありますが、その上で速く解けるようになるように時間も意識していきましょう。
そのためにはストップウォッチで時間を測ると良いです。

テキストは通常の講義で使用していると思いますが、適宜書き込みをしてテキストを見ればすべてわかるように集約していきましょう。
そして例題については繰り返し取り組んで、問題を見ただけで答えが浮かぶようになるまでやってください。
テキストの例題は合格する人は基本的に全てできるようになっています。

全答練といった本番を想定してのものはもちろん、各回30分〜1.5時間程度で10回前後実施される論点ごとの答練も完璧にマスターしましょう。
全答練のような直前の答練については、念の為自身が通っている予備校以外のものも受けておきましょう。
TACであれば大原の、大原であればTACの、それ以外の予備校であればTACと大原の。
やはり受験生という母集団に占める受講生の割合はTACと大原がほとんどですので、みんなができるところを自分も解けるようになるためには、できるだけ多くの受講生がやっているものをやる必要があります。
そういう意味でも通う予備校はTACか大原、近年実績を伸ばしているCPAをお勧めします。

どの予備校が良いかについては、テキストの見やすさ金額等個人で判断基準が異なると思いますが、私はTAC一択でした。
理由はTACの講師は全員合格者であるということでした。
合格していない人が講師というのは自分にとっては違和感があり、実際に試験を突破した人の経験に基づく講義を受けたかったからです。
大原は講師の中に試験合格者じゃない人もいるということで、個人的にはTAC一択となりました。

試験に合格していろんな人と知り合いましたが、TACの方が多い、大原の方が多いといったことはなく、実際にはどちらでも良いのかもしれません。
独学で合格している猛者もいました(笑)

合格者の話を聞く

予備校でもネットでも良いんです。

とにかく合格者の話を聞きましょう。

そうすると自分も合格したいという気持ちが高まってやる気も出ますし、自分が合格したときのイメージも湧きやすいです。

私も少しでも皆さんの合格のサポートができるように、できるだけ発信していこうと思います!

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